【深刻】2024年問題 トラックドライバーが足りなくなる… 対策を打たず放置すれば荷物が運べなくなる恐れも その解決策とは【ウェークアップ】

私たちの暮らしを支える「物流」。一連のモノの流れは、「経済の血液」とも呼ばれています。日本の産業を支え、昨今では少子高齢化や女性の社会進出、さらに新型コロナウイルスの感染拡大などで益々必要不可欠なEコマースも支えています。現在、物流の屋台骨を支えるのが、日本国内の９割を超える貨物輸送を担う貨物自動車＝トラックです。しかし、そのドライバーは、高齢化が進み、他業種と比較して１～２割安い賃金水準…。慢性化している長時間労働が敬遠され、人手不足が深刻化しています。
そんな中、2024年4月、働き方改革関連法によりドライバーの時間外労働に年間960時間の上限規制が適用されます。一方で、日本で扱われる荷物は宅配だけで年間およそ50億個、今後も増加が見込まれています。何らかの対策を打たず、放置すれば、2025年には約27％、2030年には約36％の荷物が運べなくなるとの試算もあります。もし、荷物が届かなくなったら…。物流業界にある問題点や課題は…解決策を探ります。
（ウェークアップ 2022年11月12日放送）
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